ブラック企業だと知らない、訪日外国人客限定店舗1号店を11月にオープン
10月2日にワタミは、介護事業を損保ジャパン日本興亜ホールディングスに売却発表しました。
ワタミの介護の全株式を売却し、3月末時点で111棟運営する有料老人ホームや従業員などを損保ジャパンに引き継ぎます。(従業員は喜んだかもしれません‥)
ワタミは介護事業を売却し、祖業の外食事業と買収した宅食事業のみとなります。
ワタミは、「ブラック企業」批判や総合居酒屋の不振からお客の数が減り続けています。
今期の2016年3月期も前期から続けて不採算店など85店を閉めるといった効率化を進めています。
新規の取り組みとして9月にマグロに特化した新ブランド「ニッポンまぐろ漁業団」をオープンし、巻き返しを図ろうとしています。
11月にはインバウンド(訪日外国人)客限定の店舗をオープンする予定です。(ターゲットを絞りすぎてませんか‥)
やはり新しい取り組みの際には、いかにワタミブランドだと知られないのような名称を意識的に付けているかもしれませんね‥。
宅食事業も競合の参入が相次いでることと、配送スタッフの確保が厳しく前年割れ
宅食事業は、14年度までは黒字でしたが、今年3月末には1日あたりの配食数が25万食と前年割れとなり、6月末には24万食と配食サービス市場が伸びているにもかかわらず、こちらも厳しい状況が続いております。
以前に、配送スタッフの募集にまつわる記事を書いたことがあるので、是非参考にご覧いただければと思います。
「ワタミの宅食」の求人は団塊世代を狙ったブラック商法 H27.1.3更新
介護事業を売却譲渡額は約210億円ですが、この資金がなくならないうちに外食事業と宅食事業を軌道に乗せないと、会社自体の存続が危うくなります。
創業社長の渡邉美樹氏は、2013年に参議院選挙で当選したので任期があと4年も残っております。
会社の建て直しには、相当なエネルギーが必要ですが、議員を辞職して社長に復帰し陣頭指揮を執る噂は今のところありません。
「ワタミ」ブランドは、それだけで避けられる傾向にありますので、厳しい外食業界・配食業界で浮上してくるか今後も目が離せません。
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