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介護サービスを利用しないご利用者でも介護報酬が請求できると介護保険最新情報に!
こんにちは!私は東京都23区内で介護支援専門員の資格で働いております、現役ケアマネです。
なんと【介護保険最新情報vol.836】に驚くことに書かれていました‥
厚生労働省は、一か月のあいだにご利用者が介護サービスを利用しなくても、居宅介護支援事業所がケアマネジメント業務を行い、給付管理票などの必要な書類を作成していれば、請求を認める見解を明らかにしました。
私のご利用者の中にも、デイを休んだことで一か月ケアマネとしての請求が無くなった方がいましたので、このルールであれば一か月分請求ができるようになります。
以下の問がケアマネが居宅介護支援費(ケアマネ代)を請求できる内容です。
介護保険最新情報vol.836より抜粋
コロナの影響で介護サービスを利用されないご利用者でも、ケアマネが当月の請求ができる旨が掲載されています。
今回、介護業界もコロナの影響で、事業所の多くは売り上げを減らしています。
介護業界は、大きく儲けられるビジネスではないので、少しの減収でも経営が厳しくなります。
今回の例外措置は、介護業界の減収を少しでも抑えようという取り組みということでしょう。
介護サービスの中でコロナの影響を一番受けたのはデイサービスです
現場のケアマネとしてコロナの影響をお伝えしましたが、一番コロナの影響を受けている介護サービスはデイサービスです。
私の担当しているご利用者の中には、デイサービスを当分休みたいと相談される方が数名おりました。
デイサービスは自宅から送迎で一か所の場所に集まるので、感染リスクが高まることが否めません。
特にコロナウイルスの感染は、高齢者の致死率がとても高いので、高齢者の方は人が多く集まるところには、近づかないという考えからデイサービスを休もうという考えに至ったのでしょう。
デイサービスに通う目的は、人それぞれですが、特に自宅ではお風呂に入れられないのでデイで入りたいという思いから、デイを利用している方が少なくありません。
入浴が目的でデイサービスを利用している方は、コロナの影響があってもお風呂に入りたいと重いので、休もうとは思わないですが、運動やおしゃべりが目的でデイサービスを利用されている方はコロナの影響で休もうと決断された方が、結構な人数いたと思います。
今回の取り組みは介護業界に売り上げ減少を支援する取り組みです
今回は介護現場にいるケアマネとして、コロナの影響による売り上げ減少に対して、介護保険の中枢機関である厚生労働省老健局が打ち出した文章(介護業界の支援策?)をお伝えしました。
介護業界はコロナの影響を多少受けましたが、事業閉鎖などに至った話はほとんど聞きません。
他の業界の大変さを見聞きしていますが、介護業界はコロナの影響についてはまだマシな方かもしれません。
多くの業界で失業された方たちが、介護業界を目指してくるかもしれません‥
介護の現場にいるケアマネとして、気になることはテレワークが難しい職場であることです。
特に介護は直接人と会い、支援をおこなうことで成立する仕事なので、ネットで遠隔で仕事することができません。
ケアマネは訪問の代わりに、電話で対応するという緊急措置が認められているので、部分的にテレワークができる可能性があります。
全ての業界が今までの働き方を変えていく必要があるほど、今回のコロナの影響は社会を一変させました。
時間をかかると思いますが、私たちにはコロナを克服するだけの力と頭脳を持っていると信じております。
最後までご覧いただきありがとうございました。