介護福祉士

介護・福祉職員への給付金は全サービスの全職種が対象で最大20万円

2020年5月30日

目次

現役ケアマネの私としては、いいニュースが流れてきました

27日に飛び込んできたニュースによりますと、

政府は27日夕の閣議で、新型コロナウイルスの流行に対応するための今年度の第2次補正予算案を決定し、介護・福祉の現場を支えている職員に対し、全額国費で新たな給付金を出すことも盛り込みました。

感染者が発生した、あるいは濃厚接触者に対応した介護・障害福祉事業所の職員に20万円を支給します。

感染者、濃厚接触者がいない事業所で働く職員には5万円を支払うこととし、いずれも「慰労金」という名目で、正式に決まりました。

27日夜、厚生労働省への取材で給付金の具体像が判明し、投じられる財源はおよそ5150億円(医療分を除く)。

介護保険、障害福祉の全てのサービスが対象となります。

職種に制限はなく、現場で働く人ならケアマネジャー、看護職、リハ職、事務職など皆が一律で、正規職員でも非正規職員でも受け取れます。

介護分野では地域包括支援センターの3職種なども対象に含まれる見通しです。

今年度の1次補正で新設された交付金(緊急包括支援交付金)を積み増す形で実行される予定です。

厚労省は今のところ、交付金を渡す都道府県から事業所ごとに配る形を想定しています。

個々の職員へ直接的に支払う形をとると、自治体にかかる負担がかなり重くなるという指摘があるので、「職員ひとりひとりに必ず行き渡る仕組みにする」と説明される。

厚労省は2次補正が国会で成立した後で、詳細なルールを定める通知を発出する予定です。

これに先立って、厚生労働省は、実際に患者を受け入れた医療機関の医師や看護師らには、1人当たり20万円の慰労金を支給する方向で調整を進めていました。

患者の受け入れはないものの、病床の確保などに当たった医療機関の医師や看護師らには、1人当たり10万円の支給を検討しています。

医療機関より少なくなりますが5万円でも、いただければありがたいですが‥

介護業界がこういった恩恵を受けられるなんて、期待していなかった分うれしさを感じます。

正直心配なのは、第2波がすぐに韓国や北九州に起きていて、コロナ以前の社会には、どんなに自粛しても戻れない可能性が高くなってきたことです。

コロナウイルスに感染しても、簡単に症状を回復させるワクチンが開発されない限りを、お店に気軽に行ける状況にもなりません。

飲食店は、以前のようにお店いっぱいに人を入れることができなければ、お店を閉める決断する経営者がさらに増えていきます。

韓国は感染者が急拡大した時期がありましたが、徹底的な検査をおこない、感染者の個人情報を公開して、感染経路を見える化して、コロナ感染を収束させました。

その後、ほぼ感染者の増加を止めて、経済を回し始めた途端すぐに感染者が一気に増えてしまいました。

日本の北九州も同じような状況が続いているので、自粛の緩和イコール感染者数の上昇がセットになってしまい、緊急事態宣言を再度発令せざるを得なくなります。

コロナの影響で失業された方も多くいますが、この状況であれば新しい雇用が増えることはないので、再就職もさらに難しくなります。

残念ながらアフターコロナではなく、ウィズコロナの世の中になりそう

緊急事態宣言が解除されても、働き方をコロナ前に戻すのではなく、引き続きテレワークできる会社はテレワークを続けてウィズコロナの行動をとるべきです。

テレワークできる会社は、続けた方が感染リスクが減りますし、テレワーク未導入の会社はできる部署からテレワークを始める必要があります。

私は現在テレワークで勤務をしておりませんが、現役のケアマネでも週1日からでもテレワークができるように会社が変わっていくかもしれません。

自宅でケアプランを作るソフトが使えれば、ケアプランや経過記録を在宅で入力することができます。

事業者やご利用者に電話連絡はできませんが、在宅で仕事をしても有意義に時間を使うことができます。

ウィズコロナの世の中になった場合、どんなビジネスができてくるのか

飲食店はお店を再開しても、人がまばらで経営的に当分厳しそうです。

これからフィットネスジム、映画館など人が集まる場所の営業が再開します。

但し、心理的に人が多く集まる場所には足を運びづらい状況です。

今まで飲みに行っていた時に使っていたお金やフィットネスジムなどに使っていたお金は、今までのように使わないとなると、どこにお金は流れていくのでしょうか。

お金の流れる先をいち早く突きとめた人こそ、ウィズコロナ時代の勝ち組になるでしょう。

時代はあっという間に変わってしまいます。

私たちはいかに目の前に起きた変化に対して、柔軟に対応できるかを問われてきます。

介護業界にも、すごい変化が待っている気がしてゾクゾクとワクワクがとまりません。

みなさんは、恐怖と期待どちらが大きいでしょうか。

私はこんな状況でも未来を明るいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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