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2015年の医療・福祉系の国家試験のデータから見えてくるもの

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今年おこなわれた医療・福祉系の国家試験は、全て終了しました

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2月14日は看護師国家試験、解答速報は一覧よりご確認できます H28.2.13 更新

改めて合格率などを見ながら、現在の傾向を見ていくことにします。

2015年医療・福祉関連資格国家試験データ

職種受験者数
合格者数
合格率
社会福祉士
45,18712,18127.0%
介護福祉士153,80893,76061.0%
精神保健福祉士7,1834,40261.3%
理学療法士12,0359,95282.7%
作業療法士5,3244,12577.5%
言語聴覚士2,5061,77670.9%
医師9,0578,25891.2%
歯科医師3,1382,00363.8%
薬剤師14,3169,04463.2%
看護師60,94754,87190.0%
保健師16,62216,51299.4%
助産師2,0372,03499.9%
義肢装具士26423890.2%
歯科衛生士6,7536,47595.9%
あん摩マッサージ指圧師1,7921,54986.4%
柔道整復師6,8584,50365.7%

まずは、福祉系3資格を見ると社会福祉士の合格率の低さが光ります。
介護福祉士においては年々高くなり60%台で推移しています。
やはり、社会福祉士が20%台と低いのは需要の少なさからきているのかもしれません。
設置基準として設けられている機関は、現在は地域包括支援センターぐらいしかありませんので‥。
活躍する場が増えてくれば合格率が上がってくるかもしれません。
国家試験ではありませんが、福祉系資格のケアマネジャー(介護支援専門員)の試験の合格率も19%と低いので、福祉系試験は落とす試験になっているような気がします。

反対に、看護系資格の3資格の合格率の高さが光ります。
看護師では90%ですが、保健師と助産師においては100%に近く数字となっています。
ほぼ確実に取れる資格になっています。
現在大学での学部増設が一番多いのが看護系です。
確実に資格が取れて働く場所が多いという点から女性を中心として人気学部に躍りでました。

他に気になる資格としては、歯科医師と薬剤師。
2つの資格とも60%台ですが、薬剤師は世の中で圧倒的に足りない資格のように思っていましたが、試験は難しくしているみたいですね。
現在履修課程が4年から6年に長くなり、更に合格率が低いとなると薬剤師を目指す人が減ってくるような気がします。
歯科医師については、町のいたるところに歯医者さんがあるので、ある程度足りているという意味で合格率が下がっているのかもしれません。

基本的に医療・福祉系の国家試験は1月から5月くらいまでの時期に行なわれています。
まだまだ国家試験を目指す方たちにとっては、先の話しになるかもしれませんが、合格率がどうであろうとベストを尽くして確実に合格を自分に手に引き寄せられるように頑張ってください!

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