クリエイトSDホールディングスは、ドラッグストア併設型のデイサービス（通所介護）施設を増やしています。
併設するドラッグストアでの買い物を運動メニューに加えたり、薬剤師による健康相談を実施したりするなどユニークな取り組みを通じ、顧客の囲い込みを目指している。
15年5月期は10ヵ所のデイサービスを新設し、そのうち3ヵ所をドラッグストアに併設する計画だ。現時点では8ヵ所がドラッグストア併設型になっている。
デイサービスの流れとして、まず血圧や体温などの健康チェックや準備体操をしてから、各自が自転車型トレーニングマシンなど機器を使った筋力回復訓練、利用者同士が歓談できるティータイムなども設けているが、
一番好評なのが併設ドラッグストアでの買い物。これもプログラムの一環とのこと。
クリエイトＳＤのお店では、大衆薬や飲料、パン、調味料などのほか野菜や果物、肉などの生鮮食品も扱っている。医療用医薬品を出す調剤機能を持つ店もある。
デイサービスの事業所数は2013年度末で4万近くに上り、2008年度末に比べ7割増えている。競争は激しいが新規参入した企業が、このように新しい切り口でサービスを展開しており、今後も目が離せない状況です。
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