これで保育士の資格者が増えるかもしれません!
厚生労働省は、介護福祉士などの資格を持つ人が保育士資格を取得する際の試験科目を一部免除しようとの動きがありました。
9科目ある筆記試験のうち、福祉関連で内容が重なる3科目の受験をなくし、保育士資格を取得しやすくすることで深刻な人手不足の解消につなげる考えです。
2018年の導入をめざします。(結構早いですね、大丈夫ですかね‥)
5月24日の有識者検討会で決まりました。
介護福祉士のほか、社会福祉士、精神保健福祉士の3つのいずれかの資格保有者を対象となります。
保育士試験科目の「社会福祉」「児童家庭福祉」などの教科を免除する。
実技試験の内容は変更しない。(ここがハードルになりそうですね‥)
女性の社会進出などを背景に保育の需要が増している一方で、保育士の不足は深刻になっています。
「保育園落ちた日本死ね」
この言葉がマスコミが大きく反応し、政府を対応に迫られてましたね。
2017年度末までに約9万人が足りなくなると見込まれており、厚労省は1人が複数の資格を取得しやすくするため、保育士、介護福祉士、看護師などの資格について、養成課程の一部を共通化する方針も決めています。
少子化の日本では、もはやこの流れは自然かもしれません。一人何役も担いましょうってことのようです‥。
もう2年前になりますが、過去の記事で、
介護福祉士と保育士の資格の統一を目指す 塩崎大臣のコメントが厚労省のサイトに掲載
を書かせていただいたことがあります。
その時から、今回に関わるような準備をされていました。
但し、その時は介護福祉士と保育士の資格の統一を目指す!ともっと踏み込んだ改革案で検討されておりました。
今回の決定は、私も持っている社会福祉士やまだ新しい資格の精神保健福祉士にもプラスのメリットがある内容となりました。
実際問題として、3福祉士から保育士資格を取得して転職する動きがそれほど期待できないかもしれませんが、保育士士資格者の底上げにはなるような気がします。
保育士資格者が福祉士資格の免除科目を作る話しがないところを見ると、介護より保育の方が優先項目って気がします。
介護業界の人手不足もハンパではありませんが、政府には伝わってないようですね。
今は森友学園、加計学園での安倍首相の設立段階の説明のあいまいさで対応を迫られていますので、それどころではないようですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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