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介護福祉士と保育士の資格の統一を目指す 塩崎大臣のコメントが厚労省のサイトに掲載

今年4月14日に、塩崎大臣閣議後記者会見行なわれましたが、その時のコメントが厚生労働省のサイトから確認できます。

厚生労働省のサイトに掲載されていた一部を以下に抜粋しました。
●塩崎大臣のコメント●
おはようございます。私の方から1点、「介護・福祉サービス・人材の融合検討チーム」について申し上げます。
「介護・福祉サービス・人材の融合検討チーム」を今回設置することにいたしましたが、今後都市部では急速な高齢化の進展によりまして、介護ニーズの急激かつ大幅な増大が見込まれます。
一方で、地方や中山間地域におきましては、介護・福祉に関する人材確保やサービス提供が非常に困難な地域が増加するだろうと見込まれておりまして、こういう問題意識から、先日取りまとめられました「厚生労働省まち・ひと・しごと創生サポートプラン」においても、介護・福祉サービスを融合させる推進方策とともに、これらのサービスの担い手となる専門職種を統合・連携させる方策を検討するための検討チームを省内に設置することが必要だと指摘をされたわけであります。
これらを踏まえまして、本日14日に省内に介護・福祉サービスを融合させる推進方策と、これらのサービスの担い手となる専門職種の活用方策について検討するための検討チームを設置いたしましたので、ご報告いたします。私からは以上です。

《質疑》

(記者)
福祉人材融合チームの件なんですけれども、介護福祉士と保育士の資格の統一を目指すというような報道もありましたけれども、資格の統一の実現性については、どのようにお考えでしょうか。

(大臣)
問題意識はさっき申し上げたとおりでありますけれども、とりあえず、すぐにできることは何だろうかということを中心に議論をしてもらって、これは5月中に一次的な取りまとめをしてもらおうというふうに考えておりまして、資格の統合というのは報道として流れていましたが、いろいろ試験とか、養成課程に影響しますし、様々な議論が私どもの方にも聞こえてきていますので、これは中長期的な課題であるのではないかなというふうに認識しているところでありまして、今すぐ何ができるのか、ニーズに見合った変化をもたらすことができるかどうか、これを考えたいというふうに思います。

塩崎大臣を上記のようなコメントを残しました。
今後、人口減で頭を抱える地方自治体は増え続ける一方ですし、若い世代を呼び込もうと全国で莫大な予算を使って、ばら撒き政策を行なっています。
日本に住む日本人がほとんど場合対象となるので、パイは限られています。
各自治体で人を奪い合う“仁義なき戦い”が今後さらに加速していくでしょう。
たまたま、介護と保育について大臣は言及していますが、他のインフラを担う場所でも人が足りなくなるのに、そこの議論は今後検討していくのでしょうか‥。
他の省庁では、役所の職員、公立学校の教員、警察官、消防士、郵便局員などをハイブリットするという検討をされていくのでしょうか。

5月に一次的なとりまとめがあるので、どういった議論が展開されるか今から大変興味があります。
資格が統合される時期は、早くても20年後とか壮大な構想を描いてきそうな気がします‥。

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