介護 認知症

【速報】アルツハイマー病の進行を遅らせる治療薬ができそうです

2015年3月21日

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アルツハイマー型認知症治療薬の試験結果を好感し、エーザイがストップ高! H27.3.23 更新


米株式市場に上場する医薬品メーカーのバイオジェン・アイデックがアルツハイマー病の治験薬に病気の進行を遅らせる効果が認められたことを発表しました。

166人の患者を対象とした初期段階の治験で、バイオジェンの治験薬「BIIB037」が脳内のベータアミロイドを減少させたほか、認知低下の度合いも和らいだとのこと。投与量を増やし、投与期間も延ばせばさらなる改善が見られました。

今まで全世界で認知症状に関する薬は、いろいろな会社が長い間開発してきましたが、現在服薬されているお薬は症状悪化させないために飲む薬がほとんどで、現状を維持する程度の効果しか見られておりません。
今回アメリカで開発されたお薬は、認知低下の度合いが和らいだとのことです。ちなみに、この会社は今年に入って株価が28%も上昇したそうです‥。
日本で発売されるには、まだまだ時間がかかりそうですが、今後さらに開発が進めば認知症状になった場合でも、服薬などの治療で治せる時代がくるかもしれません。(遠い将来でないような気がします‥)
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日本は今後さらに高齢化を進み、2020年(平成32年)には高齢化率は29.1%、2035年(平成47年)には33.4%に達し、人口の3人に1人が高齢者になると推計されています。そして、高齢者の4人に一人は認知症を患うことを予想しています。
将来日本は多くの認知症状の方が暮らす中で、社会を維持していく必要がありますので、今回のような薬が早く開発され薬自体の副作用が抑えられることも願うばかりです。

私は仕事の中で、認知症状抱えるご家族からの相談や話しを伺うことがありますが、ご家族は本人の認知症状に掛かったことを受け留めるのは、言葉で表せない程の心の葛藤があると聞きます。
そして、その介護をする家族には身体的・精神的な負担をかかるとおっしゃっています。
多くの苦しんでいるご家族や認知症状になったご本人のためにも、認知症状の解明が進み治療で症状が治すことができるように、少しでも早く開発が進むことを期待しております。
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