高齢者の仕事に関わっている方でしたら、お持ちの方も多いかもしれませんね。
オレンジリングとは、認知症サポーター養成講座（認サポ）を受講するともらえるリングで、サポーター証も一緒にもらえます。
私は、包括職員ですので養成講座の講師を依頼されると、リングを持って出先で説明しに行きます。
その時に、なるべく意識していることは、包括職員が話すということで実際に関わった事例をお伝えしたり、最新の介護業界情報を提供するように心掛けています。
今ですと、今年の６月に成立された地域医療介護確保推進法の内容をお伝えしたり、急激な勢いで建てられているサ付き住宅などをわかりやすく説明します。
認知症高齢者の数を予想の数値より大きく上回っていると去年厚労省が修正の発表しました。
今後予想される出来事として、高齢者の中でも認知症の方を狙った詐欺が増えそうな感じがします。
元気な家族が近くにいれば予防線を張れますが、単独世帯、高齢者世帯、認認世帯（夫婦とも認知症）であれば、詐欺を防ぐには近くに協力者が必要です。
そういった時に、認サポを受講された方が地域にいらっしゃると協力者になり得るかもしれません。
認サポの受講生は、今年の６月で５００万人を超えました。
多くの方が認知症状と認知症になった方を理解し、心遣いのある対応をするようになれば、認知症になっても地域で安心して暮らしていけるようになります。
まだ認サポを受けていない方がいれば、是非受講よろしくお願いします。
