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介護サービス業のイメージは、「きつい」「給与が安い」だから「働きたくない」

2015年2月9日

(株)リクルートキャリアがおこなう、介護サービスに関わる人たちを応援するプロジェクト「HELPMAN」では、就・転職先としての介護サービス業の職業イメージについて実態を明らかにするため、全国の学生・社会人2,575人を対象にした「介護サービス業 職業イメージ調査2014」を実施し、結果報告をおこないました。

その結果には、「介護サービス業」のイメージは、他の産業と比較して、今後伸びていく産業というポジティブなイメージがある一方、体力的・精神的にきつい、給与水準が低い仕事というネガティブなイメージも強く、就職・転職を思い起こす割合は16.4%と低い傾向にあり、福祉・医療サービスもほぼ同じとのことでした。(こういったイメージがある業界で、人を採用するということがどれだけ大変か、ご理解いただけますでしょうか‥)

業界の実態については、未経験でも就職できること、他産業からの参入が相次いでいることについて30%程度の認知を得ているが、離職率の高い事業者は限定されること、半数以上の事業者は残業がないことなどの認知は10%程度にとどまっています。(働く上でのメリットはあまり周知されていないということですね‥)

また、現在の従事者の入職理由は「仕事にやりがいがある」(24.3%)、「資格や専門知識を活かせる」(24%)が多く、過去従事者の退職理由は「精神的にきつい」(26.7%)、「体力がきつい」(22.3%)という結果がでています。

昔、製造現場や建設現場で働く環境を3K「きつい、汚い、危険」という言葉で表現していましたが、残念ながら、今の3Kは、介護業界をイメージされているかもしれません。

でも、心配することありません。
現在高給取りの看護師さんも、20年以上前は夜勤などがあり大変な労働環境にも関わらず、給与は高くありませんでした。
それがいまでは、結婚・出産・育児などで一時的に仕事をリタイアしていても、復職時には好待遇で迎えてくれる病院、施設はいくらでもあります。
たまに地域の病院に訪問した際、お化け屋敷みたいな病院があったりしますが、以前はそういった恵まれない環境でも、多くの看護師さんが働いていた事実があります。

今後、絶対的な介護職員不足と介護サービス需要の増大で、業界全体の待遇を改善せざるを得ない可能性もあります。(保障はできませんが‥)
介護業界は、どさくさの時代なだけですので、もう少しだけお時間いただければ、見違えるような素晴らしい業界になっていきます。

そういえば、昔から劣悪な環境の職場には、外国人を入れようとするんですよね。
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