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ケアマネジャーとサービス付き高齢者向け住宅

2014年11月8日

みなさんは、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)をご存じですか?
サ高住とは、「高齢者住まい法」の改正により創設された介護・医療と連携し、高齢者の安心を支えるサービスを提供するバリアフリー構造の住宅です。この制度は、高齢者が安心して生活できる住まいづくりを推進するために制定されました。

現在サ高住として登録ができれば、国から補助金が期限付きではありますがもらえるので、一斉に既存の介護事業者や異業種などから相当な会社数が参入しています。
介護業界の構図が変わるくらい、劇的な規模で計画している大手家電メーカーも存在します。

前置きはこの辺までとして、どうしてケアマネとサ高住が関係するかというと、サ高住はほとんどの住宅で併設施設があります。
一番多いのは、デイサービスといわれる通所介護事業所で52.1%、2番目は掃除や買い物などをおこなうヘルパーがいる訪問介護で50.3%、そして3番目に多いのが、ケアマネジャーをいる居宅介護支援事業所で40.8%と4割近くがサ高住には併設されています。
ちなみに、このデータは平成25年7月に全国有料老人ホーム協会がおこなったアンケート結果です。

3年近くで、サ高住は5,000棟近くまで急激に建てられており、今も着実に数が伸びております。

ケアマネが配置される居宅介護支援事業所がサ高住に4割併設されると2,000人(一棟に一人配置されると計算して)のケアマネジャーが新規で必要となります。
サ高住を建設する勢いは当分止まらない状況なので、ケアマネの需要も合わせて増える一方です。

このことが影響しているのか定かではありませんが、事業所がケアマネを募集してもなかなか人が集まらないという話しをチラホラ聞くことがあります。

結論を申し上げると、あまり合格率を下げてしまうとケアマネ不足が起きてしまうので、継続的にケアマネ資格者を供給する必要があるということです。

今年のケアマネ試験は3万人程、去年より受験者数が増えましたが、例年並みの合格率を維持していただきたいと今年の受験者の一人として願うばかりです‥。
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