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2015年看護師国家試験受験者の方へ、いつか訪問看護を目指して下さい!その2

前回に引き続き、訪問看護の話しです。
介護業界にとって、訪問看護ステーションは、今後地域の医療拠点となる大事な事業所です。
但し、想定している事業所数よりも圧倒的に数が足りません。
今回、ある病院がいろいろな形で、訪問看護師を育成する取り組みを始めました。

鳥取大医学部付属病院(米子市西町)は、訪問看護師の育成を今年5月から始めると発表しました。
看護師の勤務歴に応じ三つの育成コースを用意して、勤務時間の合間に同病院を中心に研修を重ねてもらうとのこと。

今年4月1日に付属病院看護師キャリアアップセンター内に人材育成拠点となる「在宅医療推進支援室」を設置。県の地域医療介護総合確保基金を活用します。
開設するコースは、新人看護師を対象に3年間で訪問看護の基礎を学ぶ「看護師育成」(定員40人)、
勤務歴3年以上の看護師に訪問看護ステーション(ST)などでの半年間の実習を課す「在宅医療・看護体験」(同30人)、
訪問看護経験者や離職した看護師が1年間でより高い技術の習得を目指す「訪問看護能力強化」(同8人)。

これだけ充実したコースを設けて、訪問看護師を育てるということは、訪問看護に対する今後の需要、地域における重要な拠点という長期的な戦略からきていると思われます。

今年看護師国家試験を受験された方は、ほとんどの方が3月25日合格発表時に、大きな喜びに包まれることでしょう。
今年の4月から看護師のキャリアを一歩ずつ積まれていかれるかと思います。
介護業界では、訪問看護ステーションをとても重要な拠点として捉えており、その人材を圧倒的不足に陥っていることを心の片隅に置いていただけると有り難いです。

看護師国家試験の合格発表まで、あと2週間です。いい知らせが届くことを心から祈っております。

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