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医療・介護系職種の中で一番採用が難しいのは?

2016年2月16日

目次

このランキングから資格の価値が見えてきます

株式会社グッピーズは、医療・介護・福祉系33職種(中途採用)の昨年1年間の採用難易度をランク付けしました。

調査職種

医師、薬剤師、看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、視能訓練士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、ホームヘルパー、介護福祉士、ケアマネジャー、社会福祉士、精神保健福祉士、福祉用具専門相談員、保育士、臨床心理士、社会福祉主事任用、柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師、医療事務、診療情報管理士、看護助手、登録販売者

データ集計期間 2015年1月~12月

では、ランキングを見てみましょう‥

採用難易度ランキング

順位職種倍率
1位医師1,454倍
2位薬剤師393倍
3位ヘルパー・介護職175倍
4位社会福祉主事127倍
5位言語聴覚士120倍
6位鍼灸師97倍
7位作業療法士83倍
8位介護福祉士82倍
9位看護師78倍
10位助産師76倍
基準医療事務1倍
※医療事務の採用難易度を1として、何倍難しいか数値化します

1位は医師でした。
多分調査職種では、一番コストの係る資格に該当すると思います。
最低でも取得まで6年かかり、実際稼げるようになるまで10年はかかると言います。

2位は薬剤師で、医師と同じように取得年数は最低でも6年はかかります。
国家試験の合格率も年々下がっており、採用が難しくなっています。

3位はヘルパー・介護職で、高齢化が進み介護保険サービスの需要は増えていく一方です。

私が取得しているケアマネジャーや社会福祉士は10位までには入っていませんでした‥。
社会福祉主事が4位というのは、よくわからないですね。

看護師が9位になっているのは、大学の看護学部の新設ラッシュが続いており、供給量が増えている影響のようです。前年は4位でした。

この結果から、介護職の給与がこれから上がっていくのは間違いありません。
介護職が採用できないと運営できない施設もでてくると思います。

私の予想では、現在合格率を絞っているケアマネジャーがいずれ人手不足になってくるような気がします。
去年10月に行なわれた試験は、合格率が15%台と超難関な試験の一つになってしまいました。

今月は、医療・介護系の国家試験が集中しています。
看護師が14日に終わり、16日保健師、17日助産師と続きます。
リハビリ職の理学療法士や作業療法士の国家試験が28日から始まり、20日には言語聴覚士、薬剤師は27日から行われます。

医療・介護系の資格を取得し、それぞれの資格の方が、いい条件で働けるようになって欲しいと心より願います。

今日は最後までお読みいただきありがとうございます。

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