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このランキングから資格の価値が見えてきます
株式会社グッピーズは、医療・介護・福祉系33職種(中途採用)の昨年1年間の採用難易度をランク付けしました。
調査職種
医師、薬剤師、看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、視能訓練士、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、歯科助手、ホームヘルパー、介護福祉士、ケアマネジャー、社会福祉士、精神保健福祉士、福祉用具専門相談員、保育士、臨床心理士、社会福祉主事任用、柔道整復師、鍼灸師、マッサージ師、医療事務、診療情報管理士、看護助手、登録販売者
データ集計期間 2015年1月~12月
では、ランキングを見てみましょう‥
採用難易度ランキング
順位 | 職種 | 倍率 |
---|---|---|
1位 | 医師 | 1,454倍 |
2位 | 薬剤師 | 393倍 |
3位 | ヘルパー・介護職 | 175倍 |
4位 | 社会福祉主事 | 127倍 |
5位 | 言語聴覚士 | 120倍 |
6位 | 鍼灸師 | 97倍 |
7位 | 作業療法士 | 83倍 |
8位 | 介護福祉士 | 82倍 |
9位 | 看護師 | 78倍 |
10位 | 助産師 | 76倍 |
基準 | 医療事務 | 1倍 |
1位は医師でした。
多分調査職種では、一番コストの係る資格に該当すると思います。
最低でも取得まで6年かかり、実際稼げるようになるまで10年はかかると言います。
2位は薬剤師で、医師と同じように取得年数は最低でも6年はかかります。
国家試験の合格率も年々下がっており、採用が難しくなっています。
3位はヘルパー・介護職で、高齢化が進み介護保険サービスの需要は増えていく一方です。
私が取得しているケアマネジャーや社会福祉士は10位までには入っていませんでした‥。
社会福祉主事が4位というのは、よくわからないですね。
看護師が9位になっているのは、大学の看護学部の新設ラッシュが続いており、供給量が増えている影響のようです。前年は4位でした。
この結果から、介護職の給与がこれから上がっていくのは間違いありません。
介護職が採用できないと運営できない施設もでてくると思います。
私の予想では、現在合格率を絞っているケアマネジャーがいずれ人手不足になってくるような気がします。
去年10月に行なわれた試験は、合格率が15%台と超難関な試験の一つになってしまいました。
今月は、医療・介護系の国家試験が集中しています。
看護師が14日に終わり、16日保健師、17日助産師と続きます。
リハビリ職の理学療法士や作業療法士の国家試験が28日から始まり、20日には言語聴覚士、薬剤師は27日から行われます。
医療・介護系の資格を取得し、それぞれの資格の方が、いい条件で働けるようになって欲しいと心より願います。
今日は最後までお読みいただきありがとうございます。
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