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官民ファンドがAIでケアプランを作る会社を設立!ケアマネは必要なくなる?

2017年4月15日

目次

ケアマネの合格率が低かったのは、いずれケアマネの仕事をなくすからか‥

官民ファンドの産業革新機構は14日、人工知能(AI)を活用して介護サービス計画(ケアプラン)を提供する新会社を設立すると発表しました。

産業改革機構のサイトから掲載されたお知らせ↓
世界初、AI による自立促進・重度化予防のケアプランを提供する 新会社への共同出資に関して

介護業界でも、早々とAI化の動きが始まってしまったか‥

介護業界は超人手不足なのでしかたありませんね‥
シリコンバレーにある会社とも連携しているそうですね。(ケアマネ資格は持っている身分としては危機感を感じます‥)

出資総額は15億円で、機構が最大8億円を出して筆頭株主となり、他に介護大手のセントケア・ホールディング日揮ツクイ、社会福祉法人こうほうえんも資本参加します。

日揮はプラント建設大手の会社ですが、中国で介護事業ビジネスを展開しています。

社会福祉法人こうほうえん以外は、全て上場企業です。

新会社は「シーディーアイ(CDI)」と名付けられました。
会社名をクリックすると、概要を確認できます。

将来ケアマネが必要かそうでないかを利用者が選択できるかもしれません‥

介護サービス利用者がおかれている状況によっては、必ずしもケアマネが必要なくてもいい方が結構います。

私は地域包括支援センター(包括)で働いておりますが、要支援1.2の方は原則包括がケアマネとして担当することとなります。(地域のケアマネジャーに委託することもできます)

要支援1.2の方が介護サービスを利用する場合でも、原則ケアマネが介護の計画を立てることとなります。(それをケアプランといいます)

介護サービスを利用する場合は、必ずケアプランを立てることを義務づけられています。

例えば、レンタルで杖や歩行器を借りた場合やベッド脇にレンタルで手すり1本設置だけでもケアマネがケアプランを立てる必要があります。

ケアマネが定期的に関わる必要のないくらい元気な方でも、ケアプラン代をもらいながら関わるので、無駄にお金がかかってしまっている弊害もあります。(ケアプラン代は10割介護保険から支払われますので利用者への負担はありません)

ちなみに、介護保険でトイレや廊下に手すりを住宅改修で設置したり、シャワチェアーを購入する場合はケアマネがいなくてもサービスを受けることができます。(一回で完結するサービスにはケアマネが必要ないということらしい‥)

人口減少による人手不足恒常化で、全業界で仕事を効率化する必要があります!

今後高齢者が年々増え、介護保険でサービスを利用する方たちが確実に増えていきますので、介護保険の負担が少しでも抑える仕組みを作らないとパンクしてしまいます。

ケアマネが現在行なっている負担を抑える仕組みとしてAIに頼るというのは決して悪くはないと思います。

介護サービスを利用される方の一部でケアマネを必要としないケースを作るのか、ケアマネ業務の負担を減らしてケアマネが多くの担当件数を抱えるようにするかは、現段階では検討もつきませんが、効率化は人手不足が問題となっている全ての業界の喫緊の課題でもあります。

最近のケアマネジャーの合格率は20%を切る厳しい状況です↓

実施時期 合格率 受験者数 合格者数
第19回平成28年度 13.10% 124,585 16,280
第18回平成27年度 15.60% 134,539 20,924
第17回平成26年度 19.20% 174,974 33,539
第16回平成25年度 15.50% 144,397 22,331

2016年10月に行われた第19回のケアマネ試験は、過去最低の13.1%という合格率をたたき出してしまいました‥。(ヘルパーさんが簡単に受かる試験ではなくなりました‥)

今回の官民ファンドが出資した会社のケアプランのAI研究の動きは、更なるケアマネの合格率の低下につながるかもしれません。

ケアマネ業務が、今後大きく見直しされる可能性が高くなりました。

しかし、そのことによって介護サービスを利用される方たちやそのご家族に大きな負担がかからないことを心より願うばかりです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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