介護中堅のケアサービスは、中国・上海市に全額出資子会社を設立し、現地で介護サービスを展開します
介護中堅のケアサービスは、中国国内の提携先の介護施設を巡回する形式で、入浴サービスを手掛け、その後訪問介護や通所介護(デイサービス)などを提供していく予定です。
徐々に介護サービスを展開していきます。
中国では今後急速に高齢化が進み、富裕層の多い上海は特に介護サービスの需要が見込めると判断し、日本で磨いた技術を生かして中国内のサービスと差別化を図ります。
日本で1年間訓練した中国人の介護スタッフ7人を配置し、10月にサービスを始めます。
現地ではサービスの拡充に応じて、介護スタッフの採用を増やすため、日本人スタッフ2~3人を半年交代で教育係として送る計画です。
中国では65歳以上の高齢者が人口に占める割合は現在9%。45年に3億2千万人に達し、23%に高まる見通しです。(一人っ子政策の歪みがでてきますね‥)
今後の人口構造を背景に、早めに現地でサービスを開始し、一定のシェアを確保する方針のようです。
現在、中国には日本のような介護保険の制度はありません。
上海市は独自の施策として介護会社に補助金を出していますので、ケアサービスも市からサービス業務を受託したい考えです。
ケアサービスは東京を地盤としてデイサービスを主力に展開しており、年間の利用者は約5千人。
15年3月期の売上高は前期比3.8%増の76億円の会社で東証ジャスダックの上場会社です。
こういった中堅どころでも、ビジネスチャンスを求めて早い段階で新規参入し、日本の丁寧な介護サービスが中国の富裕層に受け入れると、日本に来る中国の方が大量に買い物する爆買いのように、中国国内で日本企業の介護サービスが爆発的に受け入れられるかもしれません‥。
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