前回の介護報酬改定は引き下げだったので、今回は少しだけ光が見えてきました！
前回の介護報酬引き下げで、ヘルパーの事業所を畳むところが私の知っている事業所でもいくつかありました。
ケアマネが仕事をする居宅介護支援事業所も、いくつか閉鎖したところもありました。
介護業界の現状として、介護報酬の問題だけでなく人手が集まらないという要因もあるので、今後も中小規模の事業所の淘汰は続くかもしれません。
街に買い物に行ったり、食事を食べに行っても、働いているのはアジアの外国人の方が多くを占めています。
あきらかにどこもかしこも人手不足で、介護業界も相当厳しい環境に置かれています。
今回の介護報酬の引き上げは、経営が少し改善されるので職員の給与待遇も良くなり、人手不足のわずかばかりの解消につながるかもしれません。
介護報酬は３年に１度見直しており、２７年度の前回は２・２７％引き下げました。
厚生労働省が１０月に発表した２８年度の介護保険サービス事業者の経営実態調査結果によると、全体の平均利益率（収支差率）は３・３％と、７・８％だった２５年度の前回調査に比べて大幅に低下しました。
今回のプラス改定はこうした経営状況の悪化を踏まえた内容となりました。
介護報酬を0.5％台前半に引き上げても、すぐに介護事業所の経営が改善するわけではありませんので、まだまだ厳しい経営が続くところも少なくありません。
但し、0.5%引き上げられたことで介護事業所の撤退を決断するところは増えずに済みそうです。
まだまだ厳しい状況が続く介護業界ですが、新しい切り口で介護の人気がでるようなビジネスを始めるベンチャー企業が現れてほしいものです。
もしかしたら、もう始めている方がいるかもしれませんね‥。
最後までお読みいただきありがとうございました
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