政府は、6月2日「介護離職ゼロ」や「希望出生率1.8」などの目標の実現に向けた今後10年の施策と工程表を盛り込んだ「ニッポン一億総活躍プラン」を閣議決定しました。
介護職員の処遇については、他産業と賃金差がなくなるように来年度からキャリアアップの仕組みを構築し、月額平均1万円相当引き上げることを明記しました。(1万円で差がなくなりますか‥)
介護関連では、他に介護福祉士を目指す学生を対象に返済を免除する月5万円の就学資金貸付制度の充実や、介護ロボットの活用促進、ICTを活用(情報技術に通信コミュニケーションの重要性を加味した活動ってことでしょうか‥)した生産性の向上などを挙げています。
介護職員への賃金1万円増の実施期間は来年度から2020年度までと示しています。
2021年度以降は、介護報酬改定に合わせて必要に応じた処遇改善を行なうとしています。
「多様な人材確保」という目標においては、介護サービス業務を介護福祉士とそれ以外の者とで業務分担することや、新たに創設される「介護」の在留資格を活用した専門的人材を活用することなどをあげています。
要するに、資格や日本人にこだわらずに誰でも介護の仕事をしやすくするということでしょうね。
介護業界は極端に人手不足ですが、それが介護ロボの普及につながったり、資格の見直しや外国人の受け入れなど、危機的な状況を背景に迅速に動いているようにも見えます。
あと少しだけ介護業界の給与が高ければ、すぐに問題が解決しそうな気がします。
先程の介護職員の1万円の上乗せということですが、これを2万円にしたら介護職員を目指す方たちが急増するかもしれません。
是非、次回の2018年の介護報酬で、事業所のお金が回るような報酬の見直しをしていただきたいと切に願います。
今の介護業界の現状を考えると、介護の資格を持っていれば就職活動はいい条件を引き出せるかもしれません。
一から介護の資格を取ったり、自分に合った職場を見つけるにはいい時期かもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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