人手不足 介護福祉士 保育士 採用 資格

保育士の資格がなくても、保育大手の会社が採用します(資格取得まで面倒見ます!)

介護と並んで、人手不足が続いている保育業界の話しです

介護と絡めた話題として今年になってから、介護資格と保育資格をドッキングする荒技は、大臣が発表しマスコミを賑わせていただきました。(資格を合体させるだけで何十年という遠い道のりを歩みそうな気がします‥)
保育大手のJPホールディングスは保育士の資格がなくても、保育士の予備軍として採用する制度を導入すると発表しました。
詳細はこちら→ 業界初の「保育士養成講座」をスタート 保育士資格のない新卒向けに「講座」開設し保育士を育成

内定後に社内講座を受講してもらい国家資格を取得してもらうという絵です。
多様な採用ルートを用意して人材確保を狙います。
同社は2016年春入社の保育士の採用数を前年比3割増の230人とする計画です。(結構強気ですね‥)
これとは別に、保育士資格を持たない新卒者を20人以上採用します。
採用者には今秋から「保育士養成講座」を受けてもらい、半年後の国家試験合格を目指します。(ちなみに来月8月に国家試験がありますね‥)
合格できなかった場合は管理部門などに配置する予定とのこと。(至れり尽くせりですね‥)
費用は会社が全額負担します。(いよっ、太っ腹!)

本当に届いて欲しいところには、情報は流れないんですよね‥

同社は3月時点で全国に146ヵ所の保育所を運営しており、今後3年間で47ヵ所を新設する計画です。
話しが変わりますが、以前「クローズアップ現代」という番組で子どもの貧困をテーマにしている内容の放送を見ました。
母子家庭の母と子がネットカフェの個室に別々に寝泊りをしている生活を見て衝撃を受けましたが、その後子どもに当たる10代の女性は保育士を目指すと、奨学金などで専門学校に通うというところでエンディングとなりました。
多分多額の奨学金という借金をして資格を取って、保育士になって返済していくということとなります。

資格取得費用を捻出することが難しい保育士を目指す方が、こういった制度を利用して自分の希望する仕事に就けるようになれば、いい循環が生まれ全てにおいてWin-Winの関係になると思います。

今回の情報を知り得たのは、日経MJという流通やトレンドをわかる新聞です。
他のニュースなどで流れているか定かではありませんが、保育士を目指している方たちに、このような情報が多く触れられることを願っております。

“保育士以外の福祉系の資格を取得するには” (働きながら福祉系の資格を取得できます!)

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