介護業界における担い手の問題は、安易に判断してきた国に問題があるのかもしれません
介護現場の人手不足を理由に、簡単に取得できる介護の資格を国が検討しています。
介護現場の深刻な人手不足を補うため、厚生労働省は、介護の経験がない人を対象にした全国共通の入門研修制度を創設する方針を決めました。
一部の自治体で独自の研修を実施していますが、内容にばらつきがあり、統一した制度を求める声が出てきたので対応を始めました。
定年後の高齢者や子育てが一段落した女性など幅広く人材を集めたい考えです。(高い給与が払えないから社会的に不利な状況にある方たちを対象にするということなのか‥)
8月中に社会保障審議会の専門委員会に制度案を示し、2018年度の導入を目指す予定です。
介護の現場では約183万人(15年度)が働いています。
専門性が高い順に、国家資格の介護福祉士、実務者研修、初任者研修の修了者のほか、施設では資格や研修なしで働いている人もいます。
入門研修は、初任者研修と無資格者の間に位置づけられ、初任者研修(130時間)よりも短い30~40時間程度を検討しており、介護保険の概要、着替えやトイレへの移動の介助、緊急時の対応など、介護に関する最低限の知識と技術を学び試験はありません。(必ず取れる資格にしたいからね‥)
修了者は、主に施設で簡単な介助や配膳、掃除など補助的な業務を担うとのこと。
その分、介護福祉士らが、認知症の人の介護など専門性の高い仕事に専念できるようにする予定です。
修了者がキャリアアップのため初任者研修を受ける際には、科目の一部を免除することも検討しています。
仕事が大変な割に給与が安いとされる介護の現場は、慢性的に人手が不足になっており、団塊の世代が全て75歳以上になる25年度には、約38万人足りなくなると推計されています。
厚労省は入門研修により、高齢者や女性らが介護労働に参加するハードルを下げ、人手不足の解消を目指します。
また、介護現場で働く高齢者にとっては、健康維持や介護予防につながることも期待している。(理由がむちゃくちゃ‥)
今年1月の介護福祉士試験の受験者数は76,323人と、去年の受験者数152,573人から激減しました
介護福祉士の受験資格に実務者研修というお金と時間がかかる研修を必要条件したので、一気に受験者が減りました。
この厳しい条件で、介護福祉士資格者の確保が介護業界で一層厳しくなりました。
介護現場では、超人手不足なので何か少しでもいいかので手伝ってほしいという願いから、今回のようなとってつけたような資格の構想が練られたかもしれません。
介護業界の光が射すのは、まだまだ先のようです‥。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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