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介護ロボを開発している企業や大学に、三井住友海上が保険で安心を提供しています

三井住友海上のロボット開発会社への保険契約が、すでに累計契約50件に!

ここ数年でロボットブームが起きており、多くの会社がロボット開発を着手しています。
特に介護業界でのロボットの開発は、他の業種よりも1.2歩リードしているのではないでしょうか。

損害保険大手の三井住友海上火災保険は、昨年夏より国内初の保険商品を発売しました。
三井住友海上の保険は、企業などが開発した介護用ロボットについて、安全性を確認するテスト期間に起きた事故が対象としています。
1つのテストにつき数万~数十万円を支払えば、最大1億円を受け取れます。(結構な金額ですね‥)

介護施設に急速に導入されるいる東証マザーズ上場のサイバーダインを活用しています。
サイバーダインは、装着型ロボットが主な製品です。
介護職員や事故などで手足が不自由になった患者の動作を支援する「HAL」が有名です。

さらに、介護ロボを導入する施設用の保険もあります

老人ホームなどは事故を懸念し導入に二の足を踏んでいるところも少なくありません。
保険の開発者は、「保険があれば安心してロボットを利用できる。市場の創出につながるはずだ」と話しています。

経済産業省と新エネルギー・産業技術総合開発機構は、寝たきりの高齢者らを移動させるなどの介護補助用を含む介護・福祉ロボットの市場規模を2015年は167億円、35年には4000億円強に拡大すると推計しています。(とてつもない市場になっています‥)

今回の介護ロボ保険は、一見地味な感じがしますが、企業と施設にとって介護ロボの開発と利用のハードルを下げる大きな一歩のような気がします。
誰もいない市場に最初に飛び込む“ファーストペンギン”に、大きな利益が舞い込むのかもしれません‥。

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