3月25日の合格発表まで、あと2週間となりました
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2月14日は看護師国家試験、解答速報は一覧よりご確認できます H28.2.13 更新
ほとんどの方がすでに、病院やクリニック、保健所などに勤めることが決まっているかと思います。
私が現在働いているのは、医療系ではなく、地域包括支援センターという高齢者の相談窓口であり、介護分野になります。
介護分野は、どの職場を人手不足に陥っています。
介護施設や介護のサービスは、どんどん増えていきますが、そこで働くマンパワーが絶対的に不足しており、さらに離職率が高い業界なので簡単に転職してしまう方が少なくありません。
今後介護の世界の流れは「地域包括ケア」(※高齢者が人生の最期まで住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けるために必要な支援体制を、2025年までに整えることを目指している)という名のもとに、在宅系のサービスの拡充をおこなっています。
その中で、人手不足、事業所不足状態なのが、訪問看護ステーションです。
訪問看護は、基本、看護師一人で訪問し、利用者の状況を見ながら体調を管理することが仕事になります。
医師の指示書をもとに仕事がおこないますが、多くの判断を一人でしなくてはならず、経験が多く求められる職場でもあります。
以前に記事で訪問看護師コースが大学に新設されます で書いたとおり、訪問看護の人材を育てるため学生時代から多くの経験を積んでもらうカリキュラムを組み、早い段階で訪問看護の仕事を担えるように教育現場も含めて取り組んでいます。
訪問看護には、やりがいという大きなモチベーションがありますが、もう一つ大きなモチベーションがあります。(いやらしい言い方だな‥)
お給料は看護業界の中でも高めにされているケースが多く、600万前後の年収を出すところも少ないありません。
その点は、介護業界よりも素敵な部分の一つでもあります。(介護分野も、そんな給料がもらえる時期がいずれ来ます‥ホントかよ)
今年受験されたみなさん、多くの方が最初に働く場所は訪問看護ステーションでないと思いますが、介護の世界は、訪問看護に限らず、看護師を必要としている事業所がたくさんあります。(地域包括支援センターも、その一つです)
看護師は、医療系、介護系両方で働ける素晴らしい資格です。
そのパスポートをもうすぐ手に入れるみなさんには、介護現場の窮状を知っていただきたく、このような記事を書かせていただきました。
あと2週間、素晴らしい結果が待っていることを心からお祈りしております。
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