介護福祉士試験の新しい記事をアップしました 2015.2.18更新 ↓
第27回介護福祉士試験の合格点予想をネットで公開するみたいですが‥
介護福祉士試験の新しい記事をアップしました 2015.2.8更新 ↓
2015年 介護福祉士試験 難易度について
先週に介護福祉士を受験された方、お疲れさまでした。
一週間経って、気持ちは落ち着きましたでしょうか。
私は去年ケアマネ試験を受けたばかりなので、現在の心境が少しは理解できるかもしれません。
試験が終わった後すぐは、当分勉強しなくてもいいという安堵感はありましたが、自己採点した点数が合格圏内なのかが気になって仕方ありませんでした。
今回でこの試験は終わりしたいと試験後に思いましたが、多くの方も同じではないでしょうか。
合否の判断は最終的には、試験センターのさじ加減で決まったので、どうジタバタしても解決できないことはわかってはいるんですけど、拠りどころを探したくなってネットで調べたりしました。
介護福祉士に限らず、試験の合格率は介護業界の現状に大きく影響受けながら決めていることが予想できます。
介護福祉士の過去データを見ると、第24回から大きく合格率が上がっています。
要するに、ここ2.3年は介護福祉士が介護業界などから多く必要とされていることがわかります。
現在介護施設・介護サービス事業者は、介護職員の採用にずっと頭を痛めています。人手不足な状況にあるにも関わらず、介護が必要な高齢者は増え続けていますので、介護施設・介護サービス事業者は、その需要に合わせてどんどん増えています。
どう考えても、介護職員は足りないのは目に見えてます。
それでいて、介護の仕事を目指す方たちは、それほど多くありません。
それらを踏まえると、合格率はだいたい想像できます
合格率は最近の傾向どおり、60%台で推移する可能性が高いと思います。
当分の間は、先程の考えから介護職員が余剰になることは考えにくいからです。
介護福祉士試験は、易化が維持される方向にあると思います。
介護福祉士にまつわることで、以前より頭の痛い問題があります。
単純に説明すると、今までは介護現場で3年経験を積めば受験資格が与えられ、試験に合格すれば介護福祉士の資格を得られました。異業種から入ってきた方でも、大きな負担なく介護福祉士の資格を手に入れることができたのです。
しかし、それでは介護福祉士の資質に問題があると以前より議論されており、延期が続いたあげく今回の試験を最後に、実務経験者には450時間の実務者研修を受けてないと受験資格が与えらなくなる予定でした。
案の定、2014年の6月に平成28年4月延期され、来年の受験も今年と同じ受験資格で試験が受けられることになりました。
今年実務経験者の方で受験され、今年万が一不合格になったとしても、あと1回チャンスがあります!
介護福祉士の質の維持などを考えても、とても難しい決断になります
実務者研修が必要となれば、介護福祉士を持っていない介護職員は膨大な時間を研修に費やしてまで受験資格を取らない可能性が高いです。
そうなれば、受験者は減り、介護福祉士の取得する人数も減っていきます。
介護施設・介護サービス事業者とっては、更に人手不足問題が増えることになるので、最悪サービスが維持できなくなるかもしれません。
ちなみに、
第29回試験からの主な変更点は
1 実務経験ルートは、実務経験3年以上かつ実務者研修を修了した方が受験資格になります。
2 養成施設において、必要な知識及び技能を修得した方も、国家試験の受験が必要になります。
※第29回からは養成施設卒業にも、試験が必須になります。(私は未だに試験が免除だったことに驚きました‥)
介護福祉士の養成施設の学科数は08年4月をピークに減っています。介護福祉士を目指して資格取得に励む方たちが年々少なくなっています。(わざわざ待遇的に劣悪な環境に飛び込まなくてもいいわけですから‥、仕事はやりがいのあるいい仕事だと思いますが‥)
介護福祉士試験の受験者データ(第16回~第26回)
回数 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
第26回 | 154,390 | 99,689 | 64.56% |
第25回 | 136,375 | 87,797 | 64.38% |
第24回 | 137,961 | 88,190 | 63.92% |
第23回 | 154,223 | 74,432 | 48.26% |
第22回 | 153,811 | 77,251 | 50.22% |
第21回 | 130,830 | 67,993 | 51.97% |
第20回 | 142,765 | 73,302 | 51.34% |
第19回 | 145,946 | 73,606 | 50.43% |
第18回 | 130,034 | 60,910 | 46.84% |
第17回 | 90,602 | 38,576 | 42.58% |
第16回 | 81,008 | 39,938 | 49.30% |
今回に限らず、当面介護福祉士の合格率は、易化傾向を続くはずです。
長いスパンで見ると、看護師試験のように8.9割が合格するような試験になってもおかしくありません。
介護業界と介護福祉士試験にまつわる問題が大きすぎることが、受験者にとっては追い風になるかもしれません‥
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