地域限定保育士に係る試験実施の特例の概要
最近、介護福祉士との資格統合で、話題になった保育士資格ですが、保育士不足の状況を少しでも改善する動きがあります。
以下が概要となります。
○国家戦略特区の区域を含む都道府県が行う2回目の試験の合格者には、3年間当該特区区域内のみで保育士として通用する資格を付与する。
○当該3年経過後は、「保育士」として地域を限定せずに働くことが可能となる。
通常保育士試験は年1回ですが、「地域限定保育士」の特例が適用される都道府県では、年2回試験が行なわれ合格すれば、3年の間は、「地域限定保育士」となり、その後3年経過すれば通常「保育士」として資格保有者となります。
対象となる府県は、神奈川県、大阪府、沖縄県、千葉県です
東京が入っていないのが意外でした‥。
去年の保育士試験の合格率は、全国平均19.3%でした。
厳しい試験を突破しなくてはならないので、年2回受験ができる対象者の方は恵まれているかもしれません。
2回目の試験の概要は、各府県のサイトから確認いただくこととなります。
平成27年における2回目の保育士試験の実施について
ケアマネジャーの試験も同じくらいの合格率なので、ケアマネ試験も年2回になると喜ぶ受験者を少なくないかもしれません‥。
この特例の試験により、多くの保育士を生まれることを期待しております。