ケアマネジャー 介護福祉士 資格

医療・福祉系で受験者数の多い資格 介護福祉士とケアマネジャー 受験者数で一番になれるか

2015年3月6日

試験のネタばっかりで申し訳ありませんが、今月は医療・福祉系の試験が目白押しなので、もうしばらくお付き合いください。
医療・福祉系の試験は通常年1回ですので、一回の受験者数がその年の総受験者数になります。
試験の中に年1回ではなく、複数回実施される資格試験もあります。
複数回実施されるということは、それだけ人気資格の表れであり、合計受験者数は圧倒的な数になります。

日本で複数回実施される資格試験で受験者数の多い試験ベスト3は、英検(実用英語技能検定)、TOEICテスト、漢検(日本漢字能力検定)です。
英検は年間約230万名、TOEICは約240万名、漢検は約220万名と、ものすごい人数の方が受験されました。
資格ビジネスとしては大成功な資格たちです。(どおりで次から次へと新しい資格が生まれるわけです‥)
年1回のみの資格試験で、受験者が多いのが宅地建物取引主任者資格試験です。
前回の受験者数は、なんと192,029人もあり、更に申込者数は238,343人にのぼります。(4.6万人位の方が受験しなかったってことですね‥もったいない)
私が所属している医療・福祉業界では、受験者数の上位にランクインするのが、今月末に合格発表がある介護福祉士と、10月に試験がある介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネ試験)です。
前回の受験者数は、介護福祉士が 154,390人、そしてケアマネ試験が174,974人にのぼります。(ケアマネ試験は駆け込み需要がありました。例年は14万人程度になります)
来年は駆け込み需要が減り、ケアマネ試験の受験者が減少しそうなので、介護福祉士の方が受験者数が多くなり、受験者数は逆転する可能性があります。
2022年度から養成施設卒業生に国家試験の受験を義務付ける方針を出しましたので、2022年度以降は介護福祉士の受験者数で宅建を超える可能性がでてきます。(是非年1回の資格試験でNO.1の受験者数を目指してほしいものです)
ちなみに、介護福祉士は、実務経験や養成施設での研修を受ける必要があるので、受けるまでに研修する時間や実務で働く期間が必要な資格になります。
ケアマネ試験は、更に受験資格のハードルが上がり、基本的に医療・福祉系で資格者や相談職として最短でも5年は実務経験が必要なので、誰でも受けられる試験ではありません。
そういった受験資格をクリアした上で、17万人を超える受験者が集まるケアマネ試験はやはり人気資格ではないでしょうか。

今月の27日と30日が医療系の合格発表の集中日です。
合格発表前後に入社式が行われたり、新しい施設や病院でのお勤めが既に始まっている方が大勢いるかと思います。
気持ちが落ち着かない日々の中でも是非、資格者としての誇りと他者への思いやりを持って職務に従事していただけたらと思います。
これからも試験にまつわる情報を発信していきますので、これからもよろしくお願いいたします。
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