今年の合格者55,031人でした、去年は88,300人なので3.3万人減りました‥
介護福祉士試験過去最高の合格率だったのに、去年よりも3.3万人合格者が減りました。
そもそも、今年の受験者は76,323人だったので、去年の合格者よりも少なかったのです!
今年の合格率が高いのは、以前よりブログ記事で予想していましたが、実務者研修を受けないと介護福祉士を受験できなくなったので、来年以降も受験者の大きな伸びは期待できませんし、合格率は高止まりするでしょう。
介護福祉士試験の受験者の内訳を見ると、若い方の割合が高くないです
合格者の男女の内訳は、男性が29.5%、女性が70.5%。
社会福祉施設の介護職員(63.6%)やヘルパー(17.6%)が目立ちます。
年代別にみると、40代が29.6%で最も多く、10代・20代が29.0%、30代が22.5%、50代が16.2%。
60代以上は2.8%の1516人となっています。
この年代別の構成を見ると、先行き不安を覚えます‥。
意外な結果になったのが、経済連携協定(EPA)に基づく外国人介護福祉士候補者の合格率です。↓
第29回介護福祉士国家試験におけるEPA介護福祉士候補者の試験結果
受験した外国人の人数209人、合格した人数104人、合格率は49.8%となり、去年の50.9%より下がってしまい49.8%となりました。
それでも半分くらいは合格できる難易度で維持されています。
今回のような受験者数で、来年以降も続く可能性が高いので介護福祉士資格者は、介護事業者としてはどこも喉から手が出るほど欲しがる人材になっていくでしょう。
介護福祉士資格者を、いい待遇でどこの介護事業者も迎えていただきたいものです。
介護福祉士に限らず、社会福祉士、精神保健福祉士が、もっと知名度が上がり、その資格を目指したいという方が増えるような社会になってほしいと心より願います。
私も社会福祉士のはしくれとして、世の中に貢献していきたいと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。
“介護業界で待遇のいい所をお探しの方へ” (こちらは中高年の方も大丈夫です!)