東京が試験会場の受験者の方は、マラソンによる交通規制にご注意を
いよいよ今年もリハビリ職の最高峰の理学療法士と作業療法士の国家試験が28日から始まります。
28日は筆記試験、29日は口述及び実技試験となります。
リハビリにおける最新のニュースとして、サイバーダイン社が医療モデルとして開発したHAL 医療用下肢タイプで保険適用を申請し、2016年4月から実施される方向で進んでいることです。
先日、HAL医療用下肢タイプの治験を行なっている中島孝先生の講演を聴きに行きました。
HAL医療用下肢タイプが、今年4月から医療機器の保険適用予定
麻痺がある患者の方へのHALでのリハビリ効果の高さに驚きを隠せませんでした。
リハビリは1回30分で定期的に10回行なった後の歩行レベルが以前に比べて、スピードも歩幅も著しく改善していました。
ほぼ自立歩行が可能なレベルまでになっていました。(ビデオを見せてもらいましたが衝撃的でした)
ドイツでは既に保険適用が認められていますが、ほとんどの方がHAL医療用下肢タイプでのリハビリを希望されているとのことでした。
保険適用の対象疾患は、8種類以下の通りです。
筋萎縮性側索硬化症
脊髄性筋萎縮症
球脊髄性筋萎縮症
シャルコー・マリー・トゥース病
筋ジストロフィー
遠位型ミオパチー
先天性ミオパチー
封入体筋炎
基本は18歳以上とのことですが、今後小児用モデルも開発していくとのことでした。
リハビリに、今後パワースーツが導入されるようになると、リハビリの景色がまったく変わってしまうこととなります。
そうなると、新しいリハビリの知識と大勢のリハビリ職が必要となってきます。
私の個人的な考えですが、リハビリ資格保有者は今後更に収入面で、いい待遇が得られる気がしてなりません。
特に今回試験が行われる理学療法士と作業療法士は、プラチナ資格になることが間違いない気がします。
以前からブログの中で話していましたが、今自分が資格を目指すしたら間違いなく理学療法士か作業療法士だと思っています。
今回受験される方々がうらやましくてなりません。
今年受験される方々は、是非合格され新しいリハビリの担い手となって活躍されることを願います。
以下に前回の試験結果を掲載しましたが、合格率は高い数字を維持しています。
出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
理学療法士 | 12,505人 | 12,035人 | 9,952人 | 82.70% |
(新卒者) | 10,762人 | 10,360人 | 9,233人 | 89.10% |
作業療法士 | 5,508人 | 5,324人 | 4,125人 | 77.50% |
(新卒者) | 4,802人 | 4,656人 | 3,981人 | 85.50% |
明日の試験後には、解答速報がいろんな資格情報サイトより掲載される予定です。
このブログでもアップしておきますので、良かったら覗きにきてください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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