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第18回ケアマネ試験の合格率は15.5%と発表 シルバー新報より

2015年12月25日

目次

過去最低の合格率に匹敵する低さの15.48%

シルバー新報の12月18日号に掲載された合格率から引用させていただきました。

今まで一番低い合格率は第14回の15.35%、二番目が第16回の15.46%、そして今回は15.48%ですので、過去3番目の低さということになります。

今年の合格率の低さの要因として、いくつか考えられますが、まずは全ての受験者が免除科目なしの60問になったことが一つの要因かと思われます。

問題数が多くなったため、時間の配分が上手くできなかったという声もあったそうです。

もう一つ理由として、単純に問題の難易度が上がった可能性があります。

合格最低点は、去年より支援分野が1点少ない13点でした。医療福祉分野の合計最低点は去年と変わらず25点でした。
支援分野の合格最低点が13点だった年は、過去10年で一度もありませんので、支援分野の難易度が今年は上がったことが想像できます。

受験者数は、去年より2割強減って13万4857人

合格者は2万877人でした。
今回の合格者と過去の合格者を合計すると、65万456人の方がケアマネ試験に合格したことになります。

介護福祉士は、過去4年の合格率が60%台まで上昇しているのに、ケアマネ試験の合格率はいっこうに上がる気配を感じません。

介護現場のスタッフの需要あって、ケアマネジャーの仕事は十分に足りていると判断しているのかもしれません。

各都道府県ごとの合格率も掲載いたします

都道府県 合格率
北海道 14.60%
青森県 6.40%
岩手県 11.90%
宮城県 11.30%
秋田県 9.70%
山形県 11.80%
福島県 13.00%
茨城県 12.80%
栃木県 15.60%
群馬県 17.80%
埼玉県 18.40%
千葉県 16.30%
東京都 19.00%
神奈川県 17.80%
新潟県 16.70%
富山県 16.60%
石川県 13.60%
福井県 18.30%
山梨県 13.50%
長野県 15.30%
岐阜県 16.80%
静岡県 15.70%
愛知県 19.50%
三重県 13.20%
滋賀県 18.10%
京都府 17.10%
大阪府 15.60%
兵庫県 15.60%
奈良県 17.30%
和歌山県 11.80%
鳥取県 12.00%
島根県 11.30%
岡山県 12.50%
広島県 16.80%
山口県 17.10%
徳島県 13.60%
香川県 15.80%
愛媛県 15.40%
高知県 11.30%
福岡県 17.30%
佐賀県 12.00%
長崎県 12.10%
熊本県 13.90%
大分県 15.60%
宮崎県 13.20%
鹿児島県 14.00%
沖縄県 11.80%
全合格率 15.48%

今後も、10%台の合格率が続くと、要介護(要支援)認定者数は年々増えていますので、ケアマネジャーが不足する時期がくるかもしれません。

その時は、ケアマネジャーのお給料は今より良くなっているかもしれませんね‥。

 

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